Rごりら ~que sera sera~

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ゲイリー・バートン

ヴィブラフォーンという楽器をご存じでしょうか?
かくいう私も全く知らないのですが、下の写真がこの楽器のようです。
鉄琴の一種だそうですよ。

vibraphone.jpg
写真:http://www.fujikura-gakki.com/gakki/vibraphone.html

2年前、故郷を離れる際に、ある仲間が一枚のCDを私にくれました。
それは、ヴィブラフォーン奏者によるタンゴへの挑戦ともいえるCDです。

タンゴファンにタンゴのCDを贈る・・・なかなか冒険じゃないですか。微妙に好みがズレる場合もありますし、すでにそれを持っている可能性もありますものね。実際そのCDに入っている曲は全部持っています。

でも、さすがにヴィブラフォーンはねぇ・・・。タンゴ演奏の定番楽器じゃないですもんね。タンゴとどう考えても、結びつきませんからCDが出ていることすら知りませんでした。

ゲイリー

これこれ、このCDです。ゲイリー・バートンの“リベルタンゴ”

“リベルタンゴ”は最近ではあまりにも有名になりすぎて、独り歩きしている感もあります。とにかくクラシック、ジャズ、ポップスなど多くの分野の人がこの曲を演奏するようになりました。

正直、期待して聴いても、「うっ、ゆるい・・・このタンゴ」と思うこともけっこうあります。
もちろんその業界のファンが聴けばそれなりに上々の出来上がりなのでしょうが、タンゴファンを唸らせることはできない、そういう意味での「ゆるいタンゴ」です。

このCDがその種のものだと言っているのではありません。むしろ、逆です。
タンゴファンではない人が選んだにしては、気の利いた1枚です。本当に!

久々に取り出してBGMとして流していましたが、6曲目あたりでは完全に仕事の手が止まりました。
6曲目は「天使のミロンガ」、出だしのヴァイオリンが明らかにクラシック演奏者によるものと違う!しかも、ヴィブラフォーンが主旋律なのに、前面に出過ぎていない!他の楽器の音色を邪魔せずうまく調和している!なんだこれ???

7曲目の「ミケランジェロ70’」も原曲の迫力とスピード感を損なっていない!!
うー、仕事になんなーいーーー。

・・・CDジャケットを読んで納得!
ゲイリー・バートンはピアソラの信奉者であり、このCDのピアノは何とパブロ・シーグレル、ヴァイオリンはフェルナンド・スアレス・パス!そしてバンドネオンはマルセロ・ニシンマン!

みんなピアソラに超ゆかりのある人ばかり!!どうりで引きこまれるはずです。
やっぱすごいや。頭から聴きなおそう!

・・・こうして今夜もずりずりとタンゴの世界にハマっていくのでした・・・

ありがとうね、CD!

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2 Comments

お仲間三号  

やあやあ。

どうもどうも。
それにしても、あーた。オタクですね。
筋金入りですよ。

ヴァイブの録音は難しいのかもしれませんね。
本来はアンサンブルの中で生きてくる楽器でしょうから、
そんなに主張してしまうと不自然でしょうしね。
かといって、主役なら弾かない訳にもいかないし。

先週は暑さが続いたせいか、アパートの前の小川には蛍が舞うようになりました。
夜仕事を終えて帰ってくると、なんか光ってる。
コンクリで固められた川にも、自然は残っているんですね。

2009/05/17 (Sun) 17:57 | EDIT | REPLY |   

Rごりら  

あ?隊長!

へ?オタク?ワタクシが???
・・・それがねー、上には上がいましてねー。
まだまだそういう域には達していません。

それに、最近、自分の音楽の聴き方にも限界を感じてるんですよ。もう知識が追い付かない・・・。

「この曲の、この部分の、この楽器の技法は何だ???めっちゃ良いじゃーん!」なんて思うんだけど、よくわからないままほったらかし。

そして、また次の時に同じ疑問が・・・。そんなことの繰りかえしです。


ところで、蛍とは・・・趣深いですね。
すっかり見なくなりました。見ていても目に入ってないのかな。忙しくても、そういうものを感じ取る心の働きは失いたくないですね。夜遅くまでお疲れ様です。



2009/05/17 (Sun) 22:30 | EDIT | REPLY |   

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